top of page

大人の発達障害②

発達障害者とそうでない人はどう区別されるのでしょうか。専門家には他にも様々な指標がありますが、「本人または周りが困っているか」が重要です。


発達障害傾向が薄くても、自分に否定的で、何をやっても上手くいかないと悩んでいる人は、発達障害と認められることで様々な援助を受けやすくなり、生きやすくなるかもしれません。

一方で、発達障害傾向が濃くても自分を肯定的に受け止められ、自身も周りもそれなりに幸せに生きていけている人はわざわざ発達障害と認定される必要はないでしょう。ただ、それには環境を整えたり、周りの理解が前提となることが多いです。


発達障害が疑われる人が周りにいる人は、自分にもそういう所があるんだと思って理解し、少し手助けしてあげてください。

自分が発達障害かもしれないと思っている人は、自分の特性を知ること、やりやすい環境を考えること、そういう自分も受け入れてあげることで生きやすくなるかもしれません。

受け入れるといっても自分だけでは中々難しいこともありますね。Cafe de Mindfulではそのようなお悩みについてもお手伝いさせていただくことが可能です。ご相談ください。

閲覧数:33回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2種類の共感②

先ほどの記事の2つの例、 実は1例目は日常でよく出会う「共感」です。 そして2例目は私たちカウンセラーがよく使っている「共感」です。 しかし、どちらも間違いではないし、どちらの方が良いということも一概には言えないかなと思います。 まず1例目のBさん Bさんは、Aさんの話を聞き、似た自分の体験を検索して話しています。AさんとBさんそれぞれが別の体験について話していますが、感情は共有されているイメージ

2種類の共感①

「共感する」という言葉は日常的によく聞きますね。私たちカウンセラーが大切にしているものでもあります。細かく分けると無数にありそうですが、今回は大きく分けて2種類の共感について書きます。 1種類目の例はこんな感じ。 Aさん「昨日、彼氏と別れた。めっちゃつらい」 Bさん「え?そうなん?それはつらいわー。私も去年彼氏と別れた時は3日間何も食べずに引きこもったもん」 Aさん「へーBもそんなことあったのね。

bottom of page